よみがえりの山で、“私”の
感覚が開かれてゆく
私が“わたし”に還る旅
羽田空港集合・解散
2019年9月7日(土)・8日(日)
2019年9月10日(火)・11日(水)
「抜け出したい。」
そう想うことはありませんか?もしそうなら、今あなたは
本当の自分を求めているのではないでしょうか。
山形にある出羽三山は
羽黒山が現在、月山が過去、湯殿山が未来を司り
三山をゆくことで、生きながらにして生命が「よみがえる」といわれる神秘のお山。
1400年以上の歴史をもつ山岳信仰の聖地です。
そこにいくだけで、凝り固まって自分ではほどけない‘何か’をほどいて
何も求めない、何も拒まない、あるがままの自分と出会う。
私がわたしに還る旅、リトリートツアーのご案内です。
出羽三山のなかでも「現在」を司る羽黒山の参道は2446段の石段と3つの坂で構成されています。山頂にある三神合祭殿を目指す途中には神々の社や五重塔が。目的地にたどり着くことよりも、神秘の山を歩くことで、ほどかれていく感覚を味わいます。無意識に縛ってしまっていた自分をほどいて、素の時間を取り戻す特別な聖地です。出羽三山の山は、母の胎内と例えられ、「死と再生の疑似体験」といわれる山伏の修行もこの羽黒山から始まります。
人間がカミたる存在を感じたのは、きっと言葉も使っていない時代からかも。それは「感じる」ことから始まっています。日本人のDNAに眠る、カタチの奥にあるものを感じるチカラを呼び覚ましましょう。心の変遷を誘うような行程で、案内人が感覚を研ぎ澄ます旅路へご案内します。
食べたものでしかカラダは創られないから、この山で採れた恵みを頂き、カラダの内側からキレイにします。山に入る前には精進料理で心身を清めることが慣わしです。山と人をつなぐ聖人「山伏(やまぶし)」が営む宿坊で、神聖な山に入る準備を。出羽三山の精進料理を含め鶴岡市はユネスコ食文化創造都市(日本では唯一)に認定されています。(メニューは季節や時期によって変わります)
日本人のルーツと歴史背景から、出羽三山の魅力を紙芝居式の座学でお伝えします。宿坊でゆるりとくつろぎながら、感じるための知識をインプット。事前に知ることで、山の中ではより深く感じられ、日常から離れた世界観の座学を聞いているうちに、忘れかけていた根源的な物事の捉え方が呼び覚まされてくる。座学のあとはこの山に伝わる結界・注連(しめ)をつけていよいよ出発。
五感を開放し、より感じられるカラダづくりのため、宿坊を出るときに地下足袋に履き替えます。普段感じる機会のない石や土の凸凹や硬さを味わいながら感覚をひらいていきましょう。からだ1つで、感じることに集中して。
(地下足袋は貸し出し致します。旅行鞄はスタッフが山頂付近の宿坊までお運びします。)
2446段の石段は普段から使わない筋肉を動かし、呼吸を上げていきます。一段一段微妙に歩幅が違う足元に注意するうちに、おのずと意識は自分の内側へむいてきます。瀧の音、心地よい風、高い杉並木に覆われていつのまにか鼻の奥まで大気を吸い込んで‘安心感’に包まれていく。この杉並木はミシュラングリーンジャポン三ツ星にも選ばれています。
五重塔の役割は「鎮魂」。最初に立てられたのは今から1000年以上昔のことです。山中の谷にある塔の前にただずんでいると、なんだかこの塔に山々のエネルギーが集まっているような気にもなります。もしかしたらここに、大地の気が集まって心地よい場所だったから、そのシンボルとして建てられた魂の目印なのかも。
哀愁をただよわせて佇む鳥居。かつてここには羽黒山の栄華を誇る建物がありました。森の奥には特別な空間が広がっていて、鳥居が結界のようになり、目には見えないけれどその栄華をイメージすると「時」の儚さが静かな森に浮かびます。
石段の途中途中にある、時代を乗り越えて今も残る歴史物語や人々の想いは、感じるための入り口として案内人がお伝えします。
「修験道(しゅげんどう)」とは、仏教・神道・陰陽道・密教などが入り混じり、出羽三山に1400年以上前から伝わる天体も交えた万物の捉え方。宗教というより、山に身をおいて、感じることで、ぶれた軸を整える魂の修行。
白装束に身を包む人々を見ると、この山にいまも息づいている精神性に想いがめぐります。
(白装束は着用しません)
山頂に近づくころ、太陽は黄金色の時間を迎え、石畳がまるで光の道のように輝きます。「よみがえりの山」の終わりの頃に、出口が見えてきたように美しい時間です。太陽の照り方は神様次第。(その日の状況によって見え方は異なります。)
山下を振り返ると、真っ赤な太陽が空を赤く染め、深い木々とのコントラストが。山中にいるだけで、様々な表情が見られる羽黒山は、忘れていた人間としての感覚を呼び覚ましてくれるようです。(時期や天候により見え方は変わります)
山頂手前に、突如現われる宿坊「斎館」。ここは羽黒山の山中に唯一残された宿坊で、かつてはお寺でした。窓の外は山の木々と深い森。建築様式にも神仏の気配が残る斎館で心の内側を静かに沈殿させてみましょう。
忙しさの中にしまいこんだ本当の‘わたし’を見つめてみよう。どんな気持ち、どんな出来事、「太陽と月の暦」を書くことで人生のシーズンや出来事の因果が見えてくるかも。山伏たちの修行の始まりの場「神前の間」を特別にお借りして祭壇の前で自分を見つめる。この為に用意された、ほの灯りが内側に眠る魂へといざなっていく。神宿る山の神前の間で神聖な空気に包まれて、何にも抗わず素直な自分と対話する時間。
(太陽と月の暦は‘いせでわ’オリジナルツールです。書いた暦はお持ち帰りいただけます。)
日の出の頃、まだ薄暗いなか早朝散歩。案内人のアテンドで羽黒山の史跡を味わう。夜から朝に星たちのリレーが始まる時間は、あの世とこの世の境目のような不思議な時間。幻想的な時間だからこそ日中では味わえない史跡の魅力も感じられる。
散歩のあとの目的地は、月山を遥拝できる場所。遥拝とは遠く離れたところへ魂を向けて拝むこと。死者の魂が眠り、過去と時空を司る月山。天空に聳え立つ山肌に流れる雲を見つめ、その英気と朝日を吸い込むように遥拝ヨガを。フィットネスを目的としたヨガではなく、心を開くためのプログラム。前夜に見えかけた「わたし」の魂が夜明けと共に開かれていく。(ヨガ講師の指導のもと地下足袋で大地の感触を感じながら行います。悪天候の際は三神合祭殿で行います。)
200年前に再建されたこの社は、羽黒山だけでなく、月山、湯殿山の神も祀る冬でもお参りできる対話の場所。出雲大社より大きいといわれる茅葺屋根は象徴的で、かつて寺院だった建築物としての魅力にも圧巻される。
お参りのあとは、新しい朝を迎えた「わたし」の、お参りの証をいただきましょう。出羽三山や伊勢神宮にまつわる物語やお参りの心も書かれたこのご朱印帳は、押印だけでなく絵本のように楽しめます。出羽三山で魂をほどいていつかは伊勢神宮へ。
(写真はツアーの料金に含まれる、いせでわオリジナル御朱印帳です。)
羽黒山にいる間は、自分と向き合うための特別な異日常。そこから少しずつ日常に戻るためのシェアリングタイム。山で感じたこと、日常思っていることなど、思い思いに話して共有しながら、普段話せないこの時だけの仲間を鏡に、自分自身について最後の観察。山形のおいしいぶどうも食べながら心に花を咲かせて。
日常のなかで見失いがちなもの、それは形のないものに対する想いです。
せわしない毎日の中で、自分がどんどん固くなっていく感覚があるときは、「よみがえりの山」のチカラを借りて感覚を開き、ほんとうの‘わたし’を確かめていきましょう。
募集人員 | 10名 (最少催行人員8名) |
旅行期間 | 【第1弾】2019年9月7日(土)・8日(日) 1泊2日 【第2弾】2019年9月10日(火)・11日(水) 1泊2日 |
旅行代金 |
98,000円(消費税8%含む) 航空券(往復)・貸切バス代・宿泊料・いせでわオリジナルご朱印帳など
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応募条件 | 20歳以上の女性 航空機による移動や羽黒山の石段登りなど、健康上や体力的に支障のない方 |
応募締切 | 2019年7月21日(日)23:59
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参加者の確定 | 参加確定者には 2019年7月29日(月)~8月2日(金) の間に、庄交トラベル(観光庁長官登録旅行業第1677)よりメール又は電話にてご連絡いたします。
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集合・解散場所 | 羽田空港 |
日程:1泊2日 9月7日(土)・8日(日)/9月10日(火)・11日(水)
【第1弾】1日目 – 9月7日(土)
【第2弾】1日目 – 9月10日(火)
〈食事条件〉朝:× 昼:◎ 夕:◎
の時間帯は携帯電話電源をOFFにします。
時間 | 内容 |
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11:10~12:10 | 羽田空港発~ANA395~@おいしい庄内空港着 |
12:30~13:15 | 移動(バス) |
13:15~15:45 | @大進坊で宿坊体験(昼食:精進料理と座学) |
15:45~15:55 | 移動(徒歩 大進坊→宿坊街→随神門前) |
16:00~ | @羽黒山参道を徒歩でゆっくり登る |
二の坂茶屋で休憩 | |
18:00 | @斎館(宿泊場所)着 ※早まる場合は到着次第、入浴・自由時間 |
18:15~19:00 | 入浴・自由時間 |
19:00~20:00 | 夕食(精進料理・お酒付き) |
20:00~21:00 | 太陽と月の暦 記入 |
21:30 | 就寝(消灯) |
【第1弾】2日目 – 9月8日(日)
【第2弾】2日目 – 9月11日(水)
〈食事条件〉朝:◎ 昼:◎ 夕:×
の時間帯は携帯電話電源をOFFにします。
時間 | 内容 |
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4:30~ 5:00 | 早朝散歩(斎館→山頂の鏡池→月山遥拝ポイント) |
5:00~ 5:45 | 遥拝ヨガ ※終了後、徒歩で斎館へもどります |
7:00~ 8:00 | 朝食(精進料理) ※食べ終わった方から準備、お土産購入等 |
8:15~ 8:30 | 斎館出発、三神合祭殿へ徒歩で移動 |
8:30~ 9:30 | @三神合祭殿早朝参拝・千佛堂見学 ※ご朱印・授与品の購入等含む |
9:30~10:30 | 羽黒山参道を徒歩でゆっくり下る |
10:30~11:30 | @いでは文化記念館見学 |
11:30~12:30 | 自由時間(周辺散策) |
12:30~12:55 | 移動(バス) |
13:00~16:00 | @カラフルぶどう園カフェ(ぶどう狩り・昼食・シェアリング) |
16:00~16:50 | 移動(バス) |
17:50~18:55 | おいしい庄内空港発 ~ANA400~ 羽田空港着 |
案内人
上沼 亜矢
株式会社Happy Produce Ben-ten 代表取締役
山形生まれ、伊勢育ち。東北芸術工科大学でプロダクトデザインを学び在学中からセールスプロモーションに携わる。卒業後はイベント(広告)の運営ディレクターを経て、現在はコンセプトワークを中心に企画を重ねる。今回の「いせ、もうで でわ、まいる」のコンセプターであり、伊勢と出羽を拠点に七宝作家をしていた上沼緋佐子の娘として、貴重な作品の伝道者としても活躍中。
遥拝ヨガ
上野 昌代
鶴岡市在住。ヨガティーチャー。
ボディバランスの意味だけでなく、「生きる」事そのものへの在り方に触れる、精神に通ずるヨガを進めている。地元鶴岡の海、砂浜における日没に向かって行うサンセットヨガや、残雪のブナ林の中で行うヨガなど、自然の英気を頂きながら「いのちを整える」ヨガも行う。多くの出産に関わってきた経験から、出産や死など、人生の端々に関わる事柄について より優しく豊かに生きられるようなバランスを追及している。
宿泊施設 | 宿坊 羽黒参籠所「斎館」
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食事条件 | 朝1回、昼2回、夕1回 |
添乗員 | 添乗員・バスガイドは同行いたしません。 1日目の羽田空港の集合場所で、係の者が往復航空券をお渡しいたします。 庄内空港到着ロビーで、バス運転手がツアータイトルの横断幕を持ってお出迎えいたします。 |
利用航空会社 | 全日空(ANA) ※羽田空港発着。すべてエコノミークラスです。 |
観光目的ではなく、自分を見つめる時間を目的としていることから、ご友人・お知り合い同士でのご参加はご遠慮下さい。
日常から離れることを趣旨としているため、羽黒山滞在中は携帯電話やデジタルカメラを基本禁止としております。
ツアーにはプロのカメラマンが同行いたします。ツアーの様子を撮影した写真データを後日、参加者全員へメールにて無料配布いたします。利用範囲に制限はございませんので、ご自由にお使いください。
宿泊施設ではテレビはありません、宿泊部屋での時間の確認はツアー備品として目覚まし時計をお貸し出しします。
旅行代金に含まれるもの以外。下記はその一部です。
応募方法
応募は締め切りました。
ご不明な点などございましたら、info@ise-dewa.jpまでお問合せください。
応募多数の場合は抽選を行い、参加者を決定いたします。参加確定者には 2019年7月29日(月)~8月2日(金) の間に、庄交トラベル(観光庁長官登録旅行業第1677)よりメール又は電話にてご連絡いたします。
(株)山形アドビューロ いせでわDMO(観光庁 日本版DMO候補法人)
〒990-0042 山形県山形市七日町4-16-18 山形新聞放送会館2号館
TEL:023-641-2160 E-mail:info@ise-dewa.jp
いせでわDMOについて
庄交トラベル (株)庄交コーポレーション
〒997-0031 山形県鶴岡市錦町2-60
TEL:0235-24-2550
総合旅行業取扱管理者 地引 未来
観光庁長官登録旅行業1677号 日本旅行業協会(JATA)会員
旅行開始の前日から起算してさかのぼって | |||||||
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国内 | 取消日 | 21日前まで | 20日前〜8日前 | 7日前〜2日前 | 前日 | 出発日当日 | 旅行開始後及び無連絡 |
取消料 | 無料 | 旅行代金の20% | 旅行代金の30% | 旅行代金の40% | 旅行代金の50% | 旅行代金の100% |